10年後の日本は給料所得者の過半数が副業をする!

終身雇用制度が終わる時代?!

「企業から見ると(従業員を)一生囲い続ける保証書をもっているわけではない」
経済界トップがこうした発言をしています。それだけ企業が置かれた状況が深刻であることを示しています。
良い意味でも悪い意味でも、終身雇用制度は解体に向けて動き出したのです。
企業の人件費負担がいよいよ経営を本格的に圧迫し始めており、多くの会社がこれに耐えられなくなってきたのが原因といわれています。

個人の時代が到来!

これからは、社員側も会社が無条件に雇用を維持したり、給与を支払ってくれたりするとは考えず、あくまでも社員1人1人の積み上げが会社の売り上げであり、自分の雇用を守るためには、自分も当事者の1人であるという意識を持たなければなりません。

また、副業を行うことで会社からの給料以外の収入があれば、失業した場合のリスクを低減できます。

そして、副業を通じてビジネススキルを養ったり、副業の人脈が新たな仕事を探すきっかけにつながったりする場合もあります。

厚生労働省のモデル就業規則が副業容認に変化するなど、社員の副業は原則禁止という多くの日本企業の常識が崩れ、徐々に副業に寛容になりつつあります。